マイナポータルで確定申告が簡単に!登録さえすればほとんど自動で入力されてポチっと提出!

時短

確定申告の書類作成って面倒ではないですか?

マイナンバーが出来たんだから全部連携して勝手にやってくれ!

といったことを思っていたらe-Tax・マイナポータル連携という、より簡単に申告手続きができる方法がありました。この記事では、マイナポータル連携を行うための手順や注意点を紹介し、実例として楽天ふるさと納税との連携、SBI証券との連携を載せています。

この記事のオススメ

  • 確定申告を今年初めてe-Taxで行う人
  • ふるさと納税でワンストップ特例を使わなかった人
  • マイナンバーカードの利便性を知りたい人

事前準備

e-Tax・マイナポータル連携を使用するには、以下のものが事前に必要になります。スマートフォンで行うこともできますが、今回はパソコンでの方法を紹介します。

  • マイナンバーカード
    これがないと始まりません、、作成に1ヵ月程度かかるところもあるようなのでご注意を!
  • パソコン
    特にスペックは必要ありません。ICカードリーダーライタの接続も大体USBになっています
  • ICカードリーダーライタ
    安いものは正常に読み込まないケースがあるようです

ICカードリーダーライタは、あまり安いものを買うと読み取れないことがあるようです。私は以下のSCR3310というもので今回マイナンバーカードの読み込みを行っています。

マイナポータルの利用者登録を行う

マイナポータルのサイトにて利用者登録を行う

マイナポータルは、政府が運営するオンラインサービスです。確定申告などのオンライン申請がワンストップでできたりします。

以下のサイトからまずは利用登録をします。
(個人情報の入力がありますので、ご自身で検索されて入った方が安心できるかもしれませんが、一応リンクを貼っておきます。)

ホーム | マイナポータル
デジタル庁は、マイナポータルの体験を見直し、一部機能や画面から実証ベータ版として提供しています。オンライン行政サービスの改善と拡充へぜひご協力ください。

サイトの流れに従い登録を進めていきます。

使用端末をパソコン、マイナンバーの読み取り方法をICカードリーダーライタで読み取りと選択します。

マイナポータルログイン用のアプリをダウンロードします。

今回ブラウザをGoogle Chromeで作業しているため、MPASetup_Chrome.exe というファイルがダウンロードされました。これをクリックしてインストール・有効化します。インストール自体は数秒で終わります。

次に、マイナポータルAPというChromeブラウザの拡張機能追加をクリックします。

ここでパソコンにICカードリーダーライタを接続し、マイナンバーをセットします。

用意が出来ましたら、利用者登録/ログインをクリックして先に進めます。

ここでマイナンバーの読み取りが行われます。マイナンバーの読み取りが正常に行われた場合、暗証番号(数字4桁)の登録画面に進みます。接続がうまくいかない場合は、まずはマイナンバーカードの挿入向き(前後・上下)を確認してみてください。

ログインに成功すると以下のような画面になりますので、利用者登録へ進みます。

まずはメールアドレスの登録になります。同意して進むをクリックすると、利用者登録が完了します。また、ここで補助情報の登録をしておくことで、今後の申請書類が自動的に入力されるようになります。

補助情報の入力には、マイナンバーの情報を読み取って登録できますので、プラス少しの情報を入力するだけで終わります。

以上でマイナポータルの利用者登録が終わりました。

マイナポータルとe-私書箱を繋げる

e-私書箱とは、行政や企業との電子交付・申請を提供するサービスになっています。マイナポータルとe-私書箱を繋げることで、楽天サイトやSBI証券サイトと連携できるようになります。

マイナポータルの「もっとつながる」メニューから、「e-私書箱(野村総合研究所)」欄の「つなぐ」をクリックします。

同意を押して連携させます。

e-私書箱に繋がると、「ログイン/新規登録」を選択し、アカウント作成へ進みます。

マイナンバーカードのパスワードを入力後、メールアドレスの登録を行うことで、マイナポータルとe-私書箱の連携が完了します。

ここまでがマイナポータル連携の事前準備になります。

「楽天ふるさと納税」のe-私書箱連携をする

「寄附金控除に関する証明書」の電子交付手続きを行う

楽天ふるさと納税マイページ「確定申告に伴うお手続き」ページにて交付手続きをします。

楽天会員情報の確認を行い、「確認しました」をクリックします。

データ連携に同意して「電子交付を申請する」をクリックする。

ここまでで受付が完了となっています。

証明書データの交付には、3~6営業日かかるようなので、時間に余裕をもって申請する必要があります

e-私書箱と楽天ふるさと納税の連携を行う

証明書データの交付が完了すると、電子ポストが有効になります。「お手続きを進める」をクリックし進めます。その後、電子ポストページの「e-私書箱連携」をクリックします。

マイナンバーカードを使ってe-私書箱へログインし、企業連携同意画面にて同意・連携を行います。

マイナンバーカードの認証を行うとe-私書箱連携が完了します。

「SBI証券」のe-私書箱連携をする

SBI証券の上部タブから【電子交付書面】を選択し、電子交付サービス(電子交付書面閲覧サービス)画面に入ります。その後「閲覧」ボタンを選択してe-私書箱へ接続します。

左側のメニューから「e-私書箱連携」を選択します。

「e-私書箱につなぐ」を選択します。

既にアカウント登録作業は終えているので、同意するにチェックを入れて「すでにアカウントをお持ちの方はこちら」をクリックします。

マイナンバーカードの認証が入ります。

これでe-私書箱との企業連携が完了になります。

確定申告書を作成してe-Tax提出する

国税庁の確定申告書等作成コーナーにて書類の作成開始を行います。

ICカードリーダライタを選びます。

マイナポータル連携を行うことで、自動的に内容が反映されるようになります。

以降は確定申告書のフローに従い必要事項を記入し、税務署に提出することで完了です。

まとめ

令和3年分からe-私書箱連携ができるようになり、ふるさと納税の申告がとても楽になりました。また、SBI証券との連携も同様にでき、確定申告の煩わしさがだいぶ減ったと思います。欲を言えば、確定申告書の記載をマイナンバーカードからもっと自動で取得できるところがあるので、その辺は国税庁に期待しましょう。。

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