JTrimは、初心者にも簡単に操作が出来るフォトレタッチソフトです。最終更新日が2007年という15年前のソフトですが、画像のリサイズ、切り抜き、透過指定、ぼかしなどのフィルターが直感的に扱えます。
本記事では「JTrim」使った時の利点や使い方、オススメの設定を紹介していきます。
この記事のオススメ
- 直感的に画像処理をしたい方
- 資料作成でちょっとした画像加工がしたい方
- 画像処理したいがインストールできない環境の方
「JTrim」の使い方
ソフトをダウンロードして立ち上げる
ソフトは作者のページからダウンロードできます。以前はインストーラー形式でしたが、脆弱性が見つかったため、現在はZIP形式でのみの配布となっています。
ダウンロードしたZIPを解凍するだけで準備OKです。JTrim.exeというファイルがありますのでクリックして立ち上げます。
「JTrim」を立ち上げると、以下のような画面になります。加工したい画像をドラッグ&ドロップすることで使うことが出来ます。
画像の切り抜きをする
画像の切り抜きであれば、特に上のアイコン部分を触る必要はありません。まず加工したい画像をドラッグ&ドロップで「JTrim」に入れます。
ワンちゃんの部分だけを切り抜きたい場合は、マウスで左上でクリックし、右下でクリックを離して切り抜く部分を選択します。
編集→コピー(ショートカットCTRL+CでもOK)を行い、編集貼り付け(ショートカットCTRL+VでもOK)します。ファイルから保存することで、切り抜き画像の完成です。
画像の保存形式は、JPEG,PNG,GIFの3種類用意されています。
透過色指定でPNG保存する
アイコンを作ったり、写真と重ね合わせる画像を作ったりする際など、透過されている画像にしたい場合があります。そんな時にも「JTrim」は使うことができます。
例えば以下のようにPowerPointでアイコンをつくります。
背景の白色の部分を透過させるには、アイコンの透過ボタンをクリックし、どこでもいいので白い部分をクリックします。
ファイルの名前を付けて保存から、PNG形式で保存すれば透過したアイコンとして使用可能です。
画像加工する
ちょっとした画像加工も「JTrim」なら可能です。いくつかやってみます。
ガウスぼかし
モザイク
鉛筆画
オイルペイント
まとめ
「JTrim」なら簡単な操作で画像の切り抜き・加工ができます。仕事や勉強での資料作成や、ブログ・HPの画像加工など、ちょっとした画像処理を行いたいときは意外とあります。そんな時シンプルでスタンドアロンで動作する「JTrim」を使ってみてはいかがでしょうか。
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